| YAMASA通信 No.50 2002年12月1日(日) YAMSA言語文化研究所・隔月発行 | |||||||||
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「日本のカタカナ語」
陳 鳳(中国)
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皆さんは日本のカタカナ語についてどう思いますか。カタカナ語を皆さんは便利だと感じますか。それとも、不便だと感じますか。また、皆さんはカタカナ語を使うのが好きですか。
今日は日本のカタカナ語について、自分の考え方を話したいと思います。私は一昨年の10月に日本へ来ましたが、来る前は日本のカタカナ語はせいぜいアイスクリームとか、オートバイとか、テレビとか、そのぐらいしか知りませんでした。しかし、日本へ来てからというもの、日本人、特に日本の若者がカタカナ語を使うのがとても好きなのを見て、本当にびっくりしました。 日本には昔、文字がありませんでした。今から1600年ほど前にはじめて中国から漢字がやってきたのです。この便利な漢字を生活や文化に上手に取り入れて、日本が豊かになっていったことは確かだと思います。でも、日本の言葉を漢字ばかりで書こうとすると、いろいろと困ることが出てきます。そこで、今から1000年ほど前に、ひらがな、カタカナの「かな文字」が生まれました。この三つの文字はそれぞれ役割が決まっていて、文章を書く時や会話をする時、時と場合に応じて使い分けます。 ところが、時代の変化につれて、特に戦後、日本は欧米文化の影響を受けて、欧米の商品や考え方が急速に広がり、それに伴い、カタカナ語も急激に増えてきました。もちろん、「日本人はカタカナ語を使わないほうがいい!」とは思いません。確かに、カタカナ語は日本人の生活の中ではとても便利なものだと思います。もし、カタカナ語がなかったら、パソコンとか、ラジオとか、テレビなどは日本語で何と言ったらいいでしょうか。しかし、一方で不便なこともあるのではないでしょうか。年をとっている方はたくさんのカタカナ語がわかりませんから、生活は不便になるのではないでしょうか。 私の国は外来語に対して、自国の言葉を使って表します。例えば、コンピューターという言葉は私の国では「電脳」という言葉で表します。電は電気の電、脳は頭脳の脳です。こんな方法もいいのではないでしょうか。 日本ではたくさんのカタカナ語が日本語の音で表現されています。例えば、カタカナ語の「チャンス」という言葉がありますが、これは日本語にもちゃんと「機会」とい言葉があるのですから、「チャンス」と言う必要はないのではないでしょうか。 言葉は時代とともに生きているので、変化して当然だと思います。しかし、日本のカタカナ語が今のようにどんどん増え続けると、日本の伝統的な文化がだんだんなくなるのではないかと心配になります。日本人は日本独自の文化を守るために、カタカナ語ばかりに頼らない方だいいのではないでしょうか。(平成14年・愛知大学へ進学) | |||||||||
![]() ![]() ![]() ![]() 12月7日(土)午後1時よりYAMASA言語文化研究所(あおいホール)にて、講師に一樹会の荒木行栄先生を講師にお招きして、総勢20名のメンバーとYAMASAの学生で「ミニ タペストリー」を制作しました。 着物の布地を利用して可愛い表装が出来上がり、参加者一同、大喜びでした。その余り布で、コースターも教えていただいたり、ポストカードや写真を飾ることができ、YAMASAの学生には、日本のお土産となりました。 3月には、お雛様作りを教えていただけるので、皆さん、期待して待っていて下さい。 Okazaki News 山本 純子
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| 「敬語の話」 | |||||||||
「先生が本をお書きになられる。」ーーこれは敬語の使い方として正しいでしょうか。答えは後で述べるとして、まずは敬語について簡単にまとめてみましょう。 敬語の分類方法は学者によって多少異なりますが、最も一般的な分類に従うと、敬語は尊敬語、謙譲語、丁寧語の3つに分かれます。 丁寧語とは「ます、です」や美化語(「お菓子」「ご飯」など、お/ごをつけて上品に述べることば)のことです。謙譲語とは話手が自分(もしくは身内)を低めることで相対的に聞き手もしくは動作の及ぶ相手を高める言葉です。ごく簡単に言えば自分の動作についてのことばで、一般的に「お/ご〜〜する」という接語方式(お尋ねする、ご案内する等)と別語方式(伺う、申し上げる、いただく等)があります。尊敬語は話手が主語を直接高めることばです。簡単にいえば他人の動作についてのことばで、同じく接語方式と別語方式があります。別語方式は、いらっしゃる、おっしゃる、召し上がる等ですが、接語方式には「お/ご〜〜なる」(お買いになる、ご利用になる等)と「〜れる/られる」(読まれる、着られる等)があります。謙譲語、尊敬語共に別語方式が接語方式より敬度が高く、従い別語があるものはこれを使うことが優先されます。では尊敬語/接語方式の「お/ご〜〜なる」と「〜れる/られる」はどちらが敬度が高いと思いますか。即ち「お読みになる」と「読まれる」とではどちらが、より丁寧かということです。これについて、言語学者の菊池康人氏はその著書「敬語再入門」の中で 前者をナル敬語、後者をレル敬語と命名したうえで 「レル敬語がナル敬語よりだいぶ敬度が軽い」と述べています。従い、「読まれる」より「お読みになる」という言い方をするようにしましょう。 さて冒頭の文に戻って「お書きになられる」は正しいでしょうか。結論をいうとこれは間違っています。これは「書く」という1語の中にナル敬語とレル敬語の二つの尊敬語を使った二重敬語であり、二重敬語は間違いとされています。また別語尊敬語と接語尊敬語をだぶらせた「おっしゃられる」も二重敬語です。ただし尊敬語+丁寧語(お読みになります。)や謙譲語+尊敬語(お(さし)あげになる)などは二重敬語ではありません。また「お読みになっていらっしゃる」も二重敬語ではありません。これは非常に間違いやすいのですが、「読んでいる」の「読む」が「お読みになる」に、「いる」が「いらっしゃる」になったもので、各語がそれぞれ敬語になり、それを「て/で」でつなげただけのものは二重敬語では ありません。(前掲書130ページ) ほんとに敬語は難しい。私自身、かつてはけっこう二重敬語を使っていたような気がし、菊池氏の本を読んで以来、猛省・自戒しています。 (YAMASA言語文化研究所 企業日本語教育担当 日本語講師 長門 久明)
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※答え
問1 2
問2 2
問3 4
問4 3
問5 4
問6 2
問7 2
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| ホストファミリーを募集しています。詳しくは飯島までご連絡ください。 | |||||||||
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