| YAMASA通信 No.51 2003年2月1日(土) YAMSA言語文化研究所・隔月発行 | |||||||||||||||||
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「日本の生活」
黄 文朋(中国)
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子供の頃、両親は私を日本の歌手が中国で開いたコンサートへ連れて行ってくれました。そこで、はじめて日本の演歌を聞きました。歌詞の意味がわからなかったのに、うつくしい演歌に私はすっかり心をうばわれました。15歳の時に日本の友達が私に日本語を教えてくれたのが忘れられない思い出になりました。将来日本へ行って日本語を勉強したり、たくさん日本の友達を作ったりしたいと思うようになりました。去年の4月に日本にきて夢を実現しました。同時に日本語の勉強と日本人との交際が始まりました。日本に来る前にもし初め日本人に会ったら、礼儀正しくあいさつをするのが大切だと考えられていると聞いていたので、まだ、ひらがなさえ書けない私は始めて日本語で日本人に挨拶をしました。すると「日本語が上手だね」と言ってほめられました。その挨拶といっても「初めまして、よろしく」と言っただけです。しかし、日本語を勉強するにつれて、一つの事がわかってきました。それは、お世辞でした。私の国と違うところで中国人は外見をほめます。日本人は話す人の言語や行為をほめます。でも、そのお世辞は本当はうそなんでしょう。 もっと日本人に日本語で話したい私はアルバイトをしました。日本の店の店員は、仕事時間にきびきびと働いて全然同僚とむだはなしはしません。日本人の仕事をする態度に感心します。日本人と親しくなるために、みんなの休み時間にお土産を贈りました。店員たちはうれしそうに私に感謝しました。ある日、店員が私にお菓子をくれて「いつもおせわになります」と言いました。私はわからなくなりました。私たちは毎日それぞれ仕事をしてほとんどせわになることはありません。社交辞令を言い過ぎているのではないだろうかと思います。時間が経つとみんなと友達になりました。時々、冗談も言います。日本での生活がだんだん早くなりました。毎日、学校が終って、家に帰り、起きたかと思うとすぐにアルバイトに行きます。休む時間もありません。あきらめる気持ちになるときもあります。日本の友達は私の様子をみて、食事に誘ってくれました。そして、「もっとがんばって、日本の生活に慣れれば、成功も近づいてくる」といろいろとはげましてもらいました。私のためにみんなが私の仕事を手伝ってくれました。私が困難の時に助けてくれて、どうもありがとう。 私たちは一つの地球に生活しています。民族によっては文化と習慣が違いますが、他の民族の習慣を尊重することが大切だと思いました。 (平成14年4月 日本福祉大学へ進学) | |||||||||||||||||
![]() 岡崎市羽根東町にありますYAMASA言語文化研究所では日本語を学ぶ為に世界中から留学生が勉強に来ています。そして多くのYAMASAの学生は言葉だけではなく、日本文化や習慣を体験したいとホームステイを希望しています。そこで、現在私たちは、岡崎市内のご家庭で留学生を受け入れて頂けるご家族を探しています。 ★ホストファミリーになると・・・
一番の魅力は海外からやってきた留学生と身近に触れ合える事です。異なる文化を持つ人と生活をともにすることにより、相手の国(文化や習慣など)の事が分かってきます。そして自分の国、日本がどういう所か浮き彫りになるのです。日本に住んでいただけでは分からない日本と言う国そのもの。それこそが真の国際理解への第一歩です。★初めて留学生を受け入れられるご家族へ・・・ ホームステイは特別な家庭を体験するわけではありません。お客様扱いをしてはゲストもご家族も緊張してお互いの気持ちを通い合わせるのは難しくなってしまいます。家族が増えた気持ちで、ご家族の日頃の生活スタイルを崩さずリラックスしてお迎えください。 ★週末だけの国際交流“ホームビジット”・・・ 長期間学生を受け入れるのが難しいご家族は、ホームビジットをしてみませんか?ホームビジットとは祝日や週末だけを利用して、留学生たちと交流するプログラムです。 ★興味を持たれたご家族の方へ・・・ YAMASAのホームステイプログラムに興味を持たれた方には、詳細をご説明致しますので、お手数ですが、下記(担当:飯島)までご連絡下さい。宜しくお願い致します。 YAMASA言語文化言語研究所 愛知日本語センター 〒444-0832 岡崎市羽根東町1-2-1 TEL:(0564)55-8111 FAX:(0564)55-8113 Email: iijima@yamasa.org | |||||||||||||||||
| 「あなた このこと 知ってみえますか。」 | |||||||||||||||||
ほんのちょっとした方言や訛が時には状況に大きなインパクトを与えることがよくある。松本清張の推理小説「砂の器」では、東北訛が出雲地方でも話されるということが事件解決の糸口として用いられている。その事を国立国語研究所で聞かされた刑事が、それまでの東北地方の捜査から出雲地方の捜査へと切り替えて、その結果、事件の真相が一気に解明されていくくだりは、方言分布図を活用した謎解きトリックとして実におもしろい。 方言については私にも忘れられない強烈な思い出がある。私は高校卒業までを長崎市で過ごし、大学は東京に出た。東京での生活も何年か経ち標準語をほぼ完璧にマスターしたとの自負があった私はある日、クラブの後輩に備品を片付けさせようとして「これ、なおしといて」と、きれいな!標準語アクセントで言った。しかし東京出身のその後輩は備品をしげしげと眺めた後、恐る恐る私に言った。「あのう、これ、どこが壊れているんでしょうか」。その瞬間に私はグァーンという衝撃を受け、まさに自分の頭が壊れそうだった。そうか!「しまっといて」と言わなきゃいけないんだ!「なおす」は方言だったんだーー。この「しまう」あるいは「片付ける」ということを「なおす」というのは九州だけではない。大阪市出身の私の妻もよく「私、説明書、どこになおしたかなあ」などと言っている。 この例のごとく方言の中には、それを方言と意識せずに使っている場合がある。名古屋弁では「知ってみえる」や「聞いてみえる」などの「〜てみえる」がその代表例ではないかなと私は思う。名古屋弁といえば「たわけ」、「とろくせゃぁ」「やっとかめ」などが有名だが「〜てみえる」が方言だということは案外、気がついていない人が多いように思える。 (蛇足ながら、「やっとかめ」は「お久しぶり」の意味だが、漢字では「八十日目」と書くということをあなたは知ってみえますか。)また、「〜てみえる」は岐阜の人も使う。明治書院刊、日本のことばシリーズ21「岐阜県のことば」によれば「〜てみえる」は「名古屋と共通する言い方で、西美濃各地で使われる」とある。 東京でのあるパーティーでのこと。初対面の女性が趣味について話していた。そのきれいな声と全く訛のない標準語での話し方はアナウンサーになれるのでは、と思わせる程だった。が、しかし、話しの終盤で彼女が「〜てみえる」表現を使ったことを私は聞き逃さなかった。初対面の彼女を驚かそうというイタズラ心から、わざと意地悪い言い方で私は質問した。「たしかあなたは名古屋か岐阜のご出身ですよね。」それを聞いた瞬間、彼女は丸い目をますますまん丸くしながら、頭のてっぺんから素っ頓狂な声を出して叫んだ。 「ええ〜っ! どうして知ってみえるんですかあ?」その後、私は会場の隅でしばらく一人で笑い転げるはめとなってしまったのだった。 (YAMASA言語文化研究所 企業日本語教育担当 日本語講師 長門 久明)
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![]() YAMASAの学生といろいろな紙で鶴や、和紙人形を作りましょう! とても簡単、誰にでもすぐに出来ます! 場 所:YAMASA言語文化研究所 あおいホール1F 時 間:毎月第1・3金曜日 午後3時より 参加費:無料(どなたでも参加可能です) 連絡先:おかざきニュース 090-9906-4396 :clara116@sun-inet.or.jp :YAMASA言語文化研究所 0564-55-8111 ※ 時間や場所が異なる場合もございますので、参加希望の場合は必ず、前もってご連絡をお願い致します。
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※答え
問1 1
問2 1
問3 3
問4 4
問5 4
問6 2
問7 1
ホストファミリーを募集しています。詳しくは飯島までご連絡ください。
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●編集・発行●
服部公益財団YAMASA言語文化研究所 444-0832 愛知県岡崎市羽根東町1-2-1 tel:0564-55-8111 fax:0564-55-8113 E-mail:info@yamasa.org ホームページも是非ご覧下さい |