YAMASA通信 No.63 2005年2・3月号 YAMSA言語文化研究所・隔月発行
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【デイビッド エイカース】

 私の友達と家族はいつも同じ質問をします「どうして日本に住みたいですか」とききます。 日本語でうまくその説明をするのは難しいことです。日本の文化や言葉や考え方はアメリカと比べると多くの点で異なります。ですから、私にとって日本ですることはすべて難しいですが、そのおかげで、すべてのことは挑戦になります。他の人にとっては簡単な問題でも、わたしにとっては冒険なのです、そして日本の生活は学ぶゲームになります。
 たとえば、岡崎に来たばかりの時、一人で初めて安城の映画館に行った時ことです。私は安城駅に貼ってある地図を見ました。少し心配でしたが、私が正しいと思う道を 歩き始めました。一時間以上その道を歩き続けましたが面白かったです。面白い店や建物や美術館などを見つけましたが目的の映画館はなかなか見つかりませんでした。そして、建物がだんだん少なくなってきました。最後にはビルもなく、ほとんど水田になってしまいました。「あれ〜ここは安城じゃない。」最初に心配したとおり、やっぱり迷ってしまったのです。すると、前方にガソリンスタンドを見つけました「みんなの日本語」の教科書の中の日本人は、いつもていねいに道案内をしてくれるから、「あ〜助かった」と思いました。そして、ガソリンスタンドに行き、道を尋ねました。
 僕:「すみません。映画館に行きたいんですが。映画館はどこにあるか知っていますか。」
 人:「はい、知ってるけど、行き方を説明するのは難しいなあー・・・」
 えーーー? がっかりしました。とてもがっかりしました。実際の日本人は教科書の中の日本人とはかけ離れていたのです。でも でも でも、そのとき、ガソリンを入れに来ていたおじさんがいました。そのおじさんは私たちの話を聞いて、
 「僕の車に乗って! 映画館まで連れて行ってあげましょうか。」
 えーーーーー?私の国,アメリカで全然知らない人に「車に乗って! 行きましょう!」と言われたら、多分逃げたほうがいいです。でも、ここはアメリカじゃない。ここは・・・・・・・・ニッポンです!大丈夫、かな?日本は安全な国でしょう?そのおじさんの顔は親切そうだし・・・。足はとても疲れたし・・・。 え・・・・。お願いします!私は乗せて行ってもらうことにしました。それも面白い経験でした。そのおじさんは本当に親切な人でしたが、まっすぐ運転するのが 嫌いなようでした。左に曲がって、右に曲がって、交差点があるたびに曲がって、道がないと思うような所で曲がって、そして「じゃ〜ん!」突然、映画館に到着しました。私はおじさんに感謝しました。でも、一つだけ私は心配なことがありました。それは、やっと映画を見ることはできますが、映画のあとで、駅に戻らなければならないことです。すると、おじさんは・・・
 おじさん:「これが映画館ですよ。」
 僕:「ありがとうございます。すみません。駅はどこ?」
 おじさん:「ええ?映画館に行きたかったと思ったんだけど、実は駅にいきたい?そのこと?」
 僕:「いいえ、いいえ。映画館に行きたかった!」
 おじさん:「これが映画館ですよ。」
 僕:「はい、でも後は、後で・・・」
 おじさん:「え?何?どういう意味??」
 僕:「えーと、駅はどこ?」
 おじさん :「え、映画館じゃなくて、駅に行きたい?」
 僕:「いいえ、いいえ、映画館に行きたいよ!」
 おじさん:「だから、これが映画館ですよ。」
 ついに私はあきらめました。
 僕:「はい、私は映画館に行きたい、これは映画館です。分かった!本当にどうもありがとうございました!」
 そして、車は出発し、私は映画館に行きました。でも、そのとき面白い映画がなかったので、すぐに映画館を出ました。そして、案の定、違う道を選んでしまって、そして、いろいろな人のおかげで、安城駅をやっと 見つけることができました。
 私にとって、日本で「映画館 に 行く」という簡単な行動でさえ、たくさん問題が起こり、時間がかかりました。でも、そのおかげで、アメリカでは 経験できないような いい体験もしました。その日、いろいろな面白い日本人 に出会えたし、実際の日本語の練習もできたし、その上、地図を持つことの大切さも実感しました。
 日本では簡単なことでも、大いに学ぶチャンスです。その姿勢を持っていれば、日本の生活はいつまでも面白いのではないでしょうか。




 平成17年2月23日、13回目を迎えた「YAMASA日本語スピーチコンテスト」を去年に引き続き、今年も岡崎市戸崎町の岡崎市シビックセンター(コロネット)で盛大に開催することができました。
 今年は【学生主体】をコンセプトに、司会やアトラクションなども全て、学生達による演出となり、ユニークさが加わったように思います。 
現在、約30カ国、160人が当校で、日本語をレベル別、クラス別に学んでいますが、今回、スピーチコンテストに出場したみなさんは、各クラスから選出された12名の精鋭ぞろいでした。
 代表者の学生達は、とても分かりやすい日本語で、自分が見たままの日本の姿、そして不思議な生活習慣などを発表しました。観衆も関係者をはじめ市民のみなさんら大勢がコロネットに来られ、笑いを含めた一味違う日本を堪能していただけたかと思います。それぞれの立場で日本を観察したスピーチは、笑いあり、感動ありのコンテストとなりました。





キャメロン ベッカリオ

銀 賞
ウー ティ トゥ タオ

アーロン マスターソン

特別賞
ミー

シェリル ソープ

エムリック ラシベー

ダン リガー

金賞・みんなで選んだで賞
デイビッド エイカース

特別賞
リンジー ネルソン

クリスティーナ クラウス

スコット アージェンジアノ

銀 賞
キャロリン ラマサミ

学生司会
リン・デイビット

服部所長

総合司会
堺先生

表 彰

合 唱

ギター

テコンドー

テコンドー



YAMASAの学生といろいろな紙で、鶴や和紙人形を作りましょう!
とても簡単、誰にでもすぐにできます!


  • 場 所:YAMASA言語文化研究所 あおいホール1F
  • 時 間:毎月第1・3金曜日 午後3時より
  • 参加費:無料(どなたでも参加可能です)
  • 連絡先:おかざきニュース 090-9906-4396(山本)
       :clara113@sun-inet.or.jp
       :YAMASA言語文化研究所 0564-55-8111



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