YAMASA通信 No.76 2007年4・5月号 YAMSA言語文化研究所・隔月発行
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 4月6日にAIJP4月期生の入学式が行われ、18か国から90人の方が入学しました。
 入学式では教職員の挨拶に引き続き、一人一人、自己紹介をしてくれました。早くも和気あいあいの雰囲気の中にも、日本語を学ぼう、日本文化を理解しようという意欲にあふれたものでした。
 在学期間は、最短で3カ月間、最長で2年間とそれぞれ異なりますが、それぞれの日本語力に合ったクラスで勉強することになります。出身の国と地域は以下の通りです。( )内は学生数です。

 台湾(26) USA(15) イギリス(11) スペイン(8) 韓国(5) スウェーデン(4)
 シンガポール(3) 香港(3) ハンガリー(3) カナダ(2) ベルギー(2) ブラジル(2)フランス(1)
 ウクライナ(1) スイス(1) ロシア(1) マレーシア(1) ドイツ(1)

 上記AIJPコースの他に、YAMASAにはSILAC(サイラック)と呼ばれているコースもあります。就学ビザの申請を必要とせず、短期ビザだけで比較的短い期間の学習を望む方に適切なコースです。勉強期間は、4週間、6週間、8週間、10週間、12週間の中から選ぶことができます。年間約26回の入学式を行います。
 この4月には5日に23名、19日には10名の入学がありました。

 この4月からだけでも120名を越す外国人が新たにYAMASAの仲間に加わったことになります。皆さん日本語を十分習得し、元気で日本での生活を楽しんでもらいたいと願っています。



講 師 全 体 会 議

 4月からの新年度にあたり、4月2日の午後4時半からYAMASA言語文化研究所の講師全体会議が開かれました。AIJPコース、SILACコース、企業派遣、プライベートレッスン等、さまざまなコース・形態に分かれて指導している講師陣が一堂に会する年1回の大きな行事です。94名の全講師のうち69名が出席しました。
 会では服部所長の訓話、長門校長の運営方針説明の後、全員の自己紹介が行われました。また、それに引き続き午後6時からはクッキングシアターで懇親会が行われました。講師一同、楽しく談笑しながら、新学期に向け気持ちを新たにしました。

なお、YAMASA言語文化研究所における3月末から4月初めの講師異動は次の通りです。(すべて敬称略)

3月末に辞められた先生方
 【専任講師】
  廣江 淳哉  栗田 克彦  羽田 雅美
 【非常勤講師(AIJP/SILAC)】
  石原(旧姓:久留宮)梓  原  法子  間  育恵  北尾 清香  近藤 有美
  松崎 成子  後藤 綾子  鈴木 加珠子  中野 麻里子
 【非常勤講師(プライベート)】
  愛場 久美子  熊谷 泰子  長谷部 亜子  藤井 逸子  堀  永乃
  森岡 京子  澤田 久美子

4月からYAMASAにお迎えした先生方
 【専任講師】
  山口 周子  角田 真由美  杉田  正(インターフロンティアより転籍)
 【非常勤講師(AIJP/SILAC)】
  了戒 直江  市川 洋子  浅田  希  相場 康子  木村 智美  大和 祐子
 【非常勤講師(プライベート)】
  杉山 佳奈子  辻  ひとみ  板橋 千恵  高松 美紀



新 任 講 師 の 挨 拶

角田真由美

 初めてYAMASAへ訪れた3月末、偶然、SILACの修了式に参加させていただく機会がありました。笑顔いっぱいの学生たちや先生方を前に、うれしそうに日本語でスピーチする修了生たち。 私は彼らのスピーチを聞き、自分の気持ちを日本語でしっかりと伝えられることに驚き、感動しました。
 YAMASAでの教師生活が始まって一か月半。学生の前に立つと緊張する毎日ですが、いろいろな先生方に教えていただきながら、学生たちが日本語で自分の気持ちを伝えられるように、楽しく日本語を教えていきたいと思っています。
 みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。



所 長 コ ラ ム

理事長  服部良男

新緑の中の軽登山・・・岩嶽山に登って

 5月の連休中、静岡県の天竜市の奥にある春野町の岩嶽山に登った。1369メートルの山であるが、アカヤシオという天然記念物のヤシオツヅジを見に行った。天竜市を過ぎてからも結構遠く、途中カモシカが車の前を横切った。シンフォニアというペンションの横に駐車場があったが、その看板に「岩嶽山登山には7時間かかります。気力、体力、装備のないかたはご注意ください」と注意書きがあった。
 登山口まで片道3.5kmあるとのことである。すでに車は30台ぐらい並んでいたので、急いで登山口まで未舗装の道路を歩いた。登山口に着くと、がけ崩れで通常の登山道が使えないので、途中まで、作業道を行くようにとの指示があった。この作業道が結構険しく途中、何人か追い抜きながら頂上に向かった。2時間ほどで1300メートルを超えると、突然、ピンクのアカヤシオが迎えてくれ、頂上の尾根の上から見るアカヤシオの群生はまさに満開であった。常連の登山者に聞くと、本年は、この数年で一番花が多く、当日がまさに満開の日であり、運がいいとのことであった。南アルプスの山々の新緑とみごとに調和していた。一気に疲れが吹き飛ぶような景色であった。1300メートルを超えないと咲かない自然の不思議である。5月の終わりには、シロヤシオが咲くそうである。お奨めの山である。往復6時間半ぐらいかかった。登るときには、朝早く行くことをお奨めする。
(5月10日 コラボレーション欄より)




 昨年10月に開校した服部グループのカルチャーセンター「暮らしの学校」に、このほど新しい教室棟が完成しました。新棟は敷地内の北側に2階建てで、1階は料理スタジオ、2階はダンススタジオになっています。
 これにより4月からの講座数が倍増し、本格的なカルチャーセンターとしての体制が整うこととなりました。
 また2階は講演会も開けるようになっており、4月27日に開かれた医学博士 伊藤慶二先生の「確実に病気をしない生活の仕方」の講演には62名の参加者がありました。

カフェレストラン「くるみ」 開店

 暮らしの学校敷地内にカフェレストラン「くるみ」が、5月18日に開業しました。室内に50席、オープンカフェに20の席があります。
 オーガニック栽培されたこだわりの材料を使った飲物や化学塗料等を一切使用していない木の香りがする室内のつくりは、暮らしの学校のコンセプトにも合ったものです。現在は飲み物とケーキ等のデザートのみですが、順次、食事等も提供していきます。
 和風の庭を眺めながらの一服はいかがですか。







 月次交流会
SILAC講師 角田真由美

 SILACの毎月恒例の月次交流会が5月17日あおいホールで行われました。今回は「チャンバラ」。 新聞紙を丸めて作った刀で、相手の体につけてある紙風船を割るというシンプルなゲームですが、参加者はみんな大興奮。
 トーナメント形式で行い、優勝はトルコからやってきたばかりのギョクチャムさんでした。
 みんなからの拍手喝采を受け、とても喜んでいました。
 以下は参加者の一人、チェン・イェンダさん(台湾)の感想文です。

 今日の午後、アオイホールでチャンバラと言うゲームをやりました。チャンバラとは、二人で新聞で作った剣を侍のように戦うことです。戦う二人は、紙風船を体に貼って、自分の紙風船を相手に打ち破られたら、負けることになります。
 始めて「チャンバラ」と言う言葉を聞きましたので、私はぜひやってみたかったです。私が戦う前に、他の人の戦闘を見ると、緊張してきました。みんな勝てるように、真面目に戦っていました。本当の戦闘みたいでした。
 私が登場するとき、どきどきしました。敬礼してから、戦闘を始めました。戦っているとき、どうやって相手の紙風船を打ち破るか、ずっと考えていました。紙風船を的確に打ち当てるには、一番大切なことは反応だと思います。想像より難しそうです。運がよかったので、私は戦闘で二つ勝ちました。
 最後の優勝者は私ではありませんが、本当にたのしかったです。チャンバラは刺激的で、おもしろくて、やりやすくて、機会があったら、友達を誘って、また一緒にやろうと思います。
チェン・イェンダ








 和太鼓グループ「楽風打」のメンバーが、YAMASAの学生のために演奏会を開催してくださいました。
 4月21日(土)の午後、主宰者の三浦彌市さんをはじめとする6名のメンバーに来校いただき、新教室棟2階のダンススタジオでおこなわれました。学生への呼びかけ期間が短かったものの、40名を越える皆さんが、その迫力に満ちた演奏に聞き入りました。
 数曲の演奏の後、希望者は太鼓に触れたり、三浦未帆さんの先導で実際に演奏したりしました。
 終了後、興味をもった学生さん数人から、「どのようにしたら和太鼓を習うことができるのですか」との質問があり、早速、楽風打の練習会場を訪れる約束をしていた人もいました。
 今後、暮らしの学校の講座としても開講予定です。

■ 編集部より ■
 今年度の最初の通信をお届けします。あまたある日本語学校の中からYAMASAを選んで来岡する学生の皆さんの姿を、多面的にお知らせすることは、本紙の大きな目的の一つでもあります。授業や暮らしの学校での活動から、学生さんの生活の一部をご覧いただけたらと思います。

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